天満という場所で店をやることについて
Cedar Meteorがある天満は、大阪市北区の小さなエリアです。古い長屋が残り、小さな店が集まっています。2018年に店を開いてから八年、この街との関係について書いておきます。
物件を選んだ理由
物件を探し始めたとき、条件は三つだけでした。天井が高いこと、換気が取れること、カウンターを置いても窮屈にならないこと。天満の物件は、その三つを満たしていました。
古い建物なので、開業前に内装をかなり手直しする必要がありました。炭火と薪を使うための換気設備を整えるのに、予想より時間がかかりました。それでも、この場所を選んで良かったと思っています。
街の空気と料理の関係
天満は、大きな繁華街から少し離れています。梅田まで歩いて20分ほどですが、街の雰囲気はまったく違います。静かで、少し古びていて、急いでいない。その空気が、Cedar Meteorの料理の雰囲気と合っていると感じています。
お客様の中には、「この街に来ると気持ちが落ち着く」と言う方がいます。料理だけでなく、街ごと楽しんでいただけているなら、それは嬉しいことです。
八年間で変わったこと、変わらないこと
2018年から2026年の間に、天満も少し変わりました。新しい店が増え、週末は人が増えました。Cedar Meteorの周辺も、開業当初より賑やかになっています。
変わらないのは、18席という規模と、毎日変わるメニューです。大きくする機会がなかったわけではありませんが、今の密度を保つことを選んできました。これからもそうするつもりです。
天満に来たことがない方は、ぜひ一度、街を歩いてから店に来てください。